知りたかったのだと今ならわかる。
5月のスケジュールを更新しました。→☆
5月、わりと空いていますのでよろしければご利用ください。
タロット、西洋占星術については個人レッスンもぜひ。
毎週木曜は西荻窪暮らしのいろいろていねいに、にて。
そのほかの日の占いやレッスンについてはお客さまと時間や場所など調整して決めています。
月初月末は何か書こうと思いつつ、
今回もだいたい自分のことです…。すみませぬ…!
西洋占星術の講座を時々やらせてもらっています。
これまで学んだり、お客さんのお話を伺いながら自分に染み込ませていったこと、どのようにご説明すれば伝わるだろうか。そんなことを延々考えています。
おかしなもので、わたしの場合はもともと占いっ子だったわけでもなくて、占いを信じていたかと問われると「わからない」でした。
自分のことを言ってもらいたいという気持ちはあって、占いが嫌いなわけはなかったけれどピンときていなかった。自分が学ぶまでは。
西洋占星術の用語で「アセンダント」というものがあります。
アセンダントというのは、生まれた瞬間の東の地平線の星座のことを指していて、
「ものごとの押し出し方」「初期衝動」、もしかしたらある意味「肉体を持って地上に生まれ落ちた意味」みたいなところもあるのかな、と思っています。
わたしの場合はそのアセンダントの星座が「射手座」。射手座のキーワードはたとえば知識、海外、哲学…などなど。
以前にお話した方がたしか「動機はいつも愛情」と仰ってて、おおー、と思いつつも自分は逆にそうじゃないんだなと気がついた。
なにかを始めたり、動いたりする時の動機は「知りたい」なんですよね…。どうやらわたしの場合。
だけれどいろんなことに興味があるかといえばそうではなく、
なぜこんなに占いを学び続けたかというと、学ぶことで自分の謎が解けていく感じがあったから。
知識がついて、自分の実感とつながって、言葉になることで認識できる。
占いについてはいくつかの種類に触れたことはあるけれど、
それぞれの角度からだとどうわかるんだろう、ということが興味の対象で、「自分を知りたい」がその中心にあることはおなじだった。
知ることは、これまでにかかってきたある種の呪いというか、思い込みをほどいていくことで。その過程では「自分やっぱりあんまりできた人じゃねーなー」というがっかりも相当あったけれど(一応、自分のことを素晴らしくて才能豊かだと思いたい気持ちはあった)。
学ぶことですっごい幸せを手に入れたかというとわからないけれど、
学んだことが、多分いろんな「ねばならない」から解放してくれたんだと思います。
その意味ではすごく大きなものを手に入れたことになる。
射手座のキーワードには、たとえば「自由」というワードもあります。
もしかしたら、学ぶことで自由を手に入れたかったのかもしれないですね。
学びはじめた頃のわたしは言語化できなかったけれど。
料理はめっちゃ苦手なんですけれど、ある程度年を重ねてからおいしいものを作る方々に囲まれています。
もしかしたらこれも才能…なのかも…(今気づいた)。