答えというより、もしかしたら通過点

自分の仕事は「人の話を聴くしごと」と思っていて、
コーチングということもやりはじめているし、
その前に西洋占星術やタロットを使うということがあって。

お話を伺って、
西洋占星術やタロットを使って出ているものを読むのって、
「(求められていることに対する)答えを出す」ようで、
実は「ラポール(信頼関係)を築くためのツール」なんじゃないかと思いはじめている。
ラポールを築くことで、クライアントさんの中からさらに言葉が出てくる。
そのご自身から言葉が出たり、言葉にしなかったとしてもなにかに気づかれたり…、
そういうことがもしかしたらなにか回復、あるいはどこか目指すところに向かわれたり、
みたいなことがある気がしている。
ご自身の中にあるなにかに気づく、言葉にして意識化するためのツール。

ただしツールとしても、実感してもらえなければ受け入れてもらえる、信頼関係を築けるわけではない…ということはあって、
そこに対してわたしとしてはできるだけの努力、これまでの知識・経験から得たことを全部注ぎ込む。

実は自分で自分のことを「占い師っぽくない」と思っていて、
でも職業名を名乗るなら「占い師」と名乗るしかないよなあ…というのもありつつ、
こういうのはあくまでわたしのやっていることであって、
いろんな素晴らしい占い師さんがいます。
それぞれの方が予言のようだったり、アドバイスだったり、
占いというツールを使いつつされていることはさまざまかと思います。