コーチングとは、

コーチングとはなんぞや、なんですけれど、
これまで自分がやらせていただいていて、そして自分が受けてみて

「話すことで、そして相手がいることで引き出してもらうことで、自分の奥にある(自分にとって)大切なものや自分自身のリソース(資源)に気づく、どうしたいのか、本当はなにを求めているのかがわかる」…という雰囲気でしょうか。

聞き手(コーチ)は話し手(クライアント)にとっての壁打ちの壁であったり、増幅器だったり、触媒だったり、もしかしたらその人の中のなにかを照らすもの、などなど存在としては柔軟に変化することになるかと思います。

その方の中にあるものを引き出したり光を当てたりのお手伝い…かな。

お話する、声に出す、誰かに伝えるということが自分を信じるうえでの力づけとして効果があるのではと思っています。

それがその方が前に進む力となる。


もちろんなんらかの目標に向かう、結果を出す―が大事だけれど、そこに向かうための自分自身が自分のリソースのすごさや、なぜその結果、目標が大切なのか―そこに気づくこと。
それらのことが、力を発揮するために必要なのかなと思う。そこからの結果。
ベースは人の状態。
そこが整っていれば、主体的に進む、力を発揮しやすくなる。


ひさしぶりにやろうと思ったのは。

以前に短期間ですけどやらせてもらっていた時は、わたしががんばらねばって思ってたんですよね。多分。

でもなんかそれはそうだけど最終的にそうではなくて、「わたしが相手(クライアントさん)をなんとかしなくちゃいけない」と思うとよくなくて、ただ聴く、もっと聴くために質問したり。

たとえわたしにはすぐに見えなかったとしても、相手が自分自身で感じる、考える、自分自身の発する言葉で自分の中になにか起こす…ということは往々にある。

そしてわたしが相手をなんとかしなくちゃいけない、は自分の主観のおしつけやコントロールにもなりかねない。「わたしが相手をなんとかしなくちゃいけない」を手放せた気がするのは、なんだろう…。
某所でたくさんの経験を積ませてもらったことがあるのかもしれない。

相手そのものの持っている力を信じる。
あくまで、自身がその力に気づくサポートですね。

(「わたしが相手をなんとかしなくちゃいけない」と思うとなんかずれるのは、占いのセッションでもいっしょ。基本はただ「読む」)