最近のことをちょっと。
仕事でお客さまを待つ…となった時でも、暇な時ってあります。
そういう時はわたしはわりと事務作業してたりするんですけど、
この間は絵を描いていて、
そうしたら気がついたら時間経ってる。
あ、ツールはiPad miniです。
高校生の頃はほんと学校では絵に描いたような落ちこぼれだったんだけど、
まんがが好きだったので、ぼーっとまんがのストーリーのこと考えたり、
こっそり絵を描いてたり(いやびくびくです…心臓小さい)。
授業中なのにぼーっと別世界に行きすぎていたらしく
先生に「どこにいる?」とか「こっちに戻ってこい」と言われたことがあった。
物理的に寝てたわけじゃないのですよ。
それでもあからさまだったみたい。
なんかこの年にして、あの頃と実は変わらないじゃん…。
もともと少女まんが家に憧れがあったのだけど、作品を描くことに努力することもなく。
そんなことを考えていたのもずーっと忘れていたのが、
西洋占星術用のアプリを入れたくてiPad miniを買ったものの、ほかになんも使いみちがなくて悔しくなって描き始めたのがタロットカードの絵のざっくり模写だった。
それから仕事で自分のアイコン描いてみたりとか、
ひとりで毎月小冊子を作ってた時は表紙はイラストにしたりとか。
以来そうやって、仕事と関連付けて勝手にひとりで描いていて、
コロナ以降はそれもまた忘れてたんだけど(あまり仕事としても積極的な活動をしていなかった)、
久しぶりに描いてみたら、全然上手くないけど何描いても自分の線で自分の絵だって思った。
高校生の頃、クラスの同じくまんが家志望の女の子がいて、その子はしっかり努力して自分の作品を描きあげていたんです。
わたしはそれができなくて、模写した絵とかしか描けなかった。
「そんなんじゃ、一生自分の絵なんか描けないよ」と言われたことがあって、
がーん…となりつつ、でもわたしがんばってなかったから。
あと自分を出すのが恥ずかしかった。
それが何十年も経って、もともと目指していたまんがじゃないし、仕事でもなんでもないけど、こうやって絵を描いたりしてるんだから、進み方もいろいろ、たどり着くところもいろいろなんだなって気がついてびっくりしています。
描くこと自体が好きで好きでしょうがないというわけでもないのですが、
描き終わるとうれしくなったりもするので、
意外とこれからもずっとゆるペースで描き続けたりするのかもしれない。
やめてもまたいつか何かの形で戻ってきたりして。
どうも仕事と関係のない、役に立たないことを書きたい欲というのがあって…、自分のHPにそういうコーナーを作ってしまいました。
なんでか、自分のHPをおもちゃ箱みたいにしちゃいたい気持ちもあるんですよね。
何するか全然決めていないのですが、ひとまず絵日記をつけています。
https://nakamurakaeru.com/category/todaynantonaku/
あ、もともと好きで描きたかった少女まんが的な絵は結局一切描けなくなっています…。
自分については振り返ると、「こうなりたい」って思ったことは意外と叶っているんです。
だけどそのものどんぴしゃりではなくて、ちょっとずつずれて意外な形で実現している気がします。
みなさん、そうだったりしませんか?
多分なんだけど、
自分のエッセンスが、ニーズがあるところで、そのニーズに合わせて柔軟に形を変えて実っていくということなのかと思う。