わかることが助けてくれること。
占いを学んでよかったことってなんだろうって思って。
一番は実は占いに振り回されなくなることなのでは、と思ったりしています。
わかると怖くなくなるんですよね。
占い、うっかりすると有無を言わさず見えない天上の力で決めてしまう、逆らえない怖いもの…。そんなイメージを持つ方も多いのでは(わたしがそうだったので)。
だからタロットでうっすら怖そうなカードが出ると「すべてが終わり…?」そんな気持ちに囚われてしまうこともあると思う。
だけど、その書かれているところがわかれば、望むことに対して100%YESじゃなかったとしても、こんな意味があるとわかる。
タロットについては出せるのは、あくまで今の状況、気持ちからの近未来の流れ。
カードには意外とその人の心を映し出せるような、投影できるような象徴が描かれていて、だからちゃんと読めばなんとなくでも「わかる」。
わかってくるとYES・NOだけではなく、その奥にストーリーがあることが見えたり、
そうすると単純に「怖い」と決めつけてしまうところから離れられるというか…。
「怖い」という時って、思考停止になっちゃったりするんですよね。
ほんと占いって、天からふりかかってくる呪いのように考えられがちになりやすいんだけど、
自分で思考する力ももどってくるというか…。自分の日常の感覚に引き寄せることができると。
そして書かれているところがわかれば、何をすれば100%に近づけていけるかということもわかるということ。
占いは呪いやおまじないではなくて、占いです。
何が違うって…占いになにか、物質を直接変える力があるわけではないということでしょうか。
タロットなら「こんな流れになりそうですよー」とか、西洋占星術なら「こういう傾向がありますよね」「今はこんな時期で、これからこんな変化があるかもしれないですよね」を教えてくれるもの。
それだけでそこまで。
ただわかれば、自分でよくしていくための行動もできる。
そこがいいところなんじゃないかな。
わたしの場合、勉強をはじめたことは本当にたまたまだったけれど、
その前は占いが怖いとか、特別な力が働く、特別な人しかやっちゃいけないものと思っていました。
「怖い」ということは実はその奥に興味があったということでもあったり、
だから逆に近づかないようにしておこうというのもあったのかも。
占いは面白いし、不思議じゃないとは言えないし。
でも今から考えたら知ることで、その面白さや不思議さに支配されるのでなくて、比較的安全に触れることができたことはよかったのかも(それは教わった先生方や場のおかげです)。
自分で考えて、自分で動くという力を放棄しないことが、自分にとっては大切だから、こんなふうに思うのかもしれないですね。
わたしは占いを仕事にしているけれど、基本は誰でもその時の自分に必要なカードを引き出す力は持っていると思っています。そこはやっぱり非科学的な…となってしまうのだけれど。
レッスンでやるのは、それを読み解く練習なんです。
4月スタートのタロット連続講座は満席となりました。→☆
西洋占星術講座は、都合により5月以降スタートに延期いたします。→☆
ご自分のペースで学びたいという方には個人レッスンもありますし、
リクエストいただけましたら、なるべくあわせて開催できるようにやってみますね。
なにしろひとりなもので…柔軟にいろいろやっていこうという方針です。
占い、楽しんで実生活にも役に立てていただけましたらわたしとしてはうれしい…。
九州のスーパーで購入したペヤングたこめし風。結構おいしかった。
九州、楽しかったのでまた行きますー。
いろんなことがありすぎて、まだ頭の中が整理ついてない。