「ちがう」ということを知ることが解放してくれる

5月から、あらためて西洋占星術の連続講座を開始することにしました。
火曜コースと土曜コースの2つがあります。
よろしければご検討くださいね。
https://nakamurakaeru.com/astrogrouplesson202205/

占い、西洋占星術を学ぶことでできること。
人と人はちがう。それがくっきりするのが占いの勉強の一番いいところなのかなって。
それは「同じでなくていい」という解放もあるし、
「すべてをわかりあえるわけではない」ということでもある。
うっかり「わかってもらえるはず」前提で「わかってもらえない」となることって苦しい。

だけどただ「ちがう」ということをわかっていたら、その前提で「どうしたらできるだけ伝えられるか」が考えられるし、「伝わりきらない」ことでも自分を責めなくてもよくなる。

そういうことがまずは分かるようになると思います。
そのためにも、まずは自分をちがう角度からとらえなおすために知ること…かな。
ちがう角度からの自分の成分を知る。
そして大切な人の成分とのちがいを知る。

西洋占星術、最初は覚えること確かにあるのでめんどうかも…ではあるんですけど、ひとつの言語を覚えるのと同じ感じかもしれないですね。
その言語は自分を、人を知るということに特化した言語です。
わたしたちが話す言葉と同じで、使えば使うほど巧みになるし、たくさんの応用がきく。

えーっとここだけの話、わたしある程度勉強した時にうまくいかなかった人との相性というのを読んだんですよね。
それを読んだ時に、言葉にできなかった違和感がすーっとわかって、
「これは厳しいよな」というのと、だけど同時に自分も相手を傷つけてたんだなっていうのが(あくまで自分の中ですけど)腑に落ちて反省したり、自分も相手も許せるような気持ちになったことがあります。
「ここがつらかったんだよな…」とか。

占いって、ないものを「ある」ように読んでいくというより、
その人の中にあるんだけど言葉にしきれないものを炙り出していく…そんな感じがある気がしています。
あるのに言葉にできないのって、多分ほんとうのその人だけのオリジナルで世に前例がないから。前例にあてはめられないものってスルーしがちになりやすいというか…。「よくわかんないけどそんなのあるわけない」って、ついやっちゃうんですよね。
わかると、それだけですーっと溶ける感じがすることがあります。
なんにも具体的な解決はできていなくても。

すっごい関係ないんですけど、
「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(通称:「チェリまほ」)というテレビドラマを観まして…いたく感動しています。あでもまだ途中。2020年ごろのものを10話ぐらいまで。
ほんとに30歳まで童貞で、人の体に触れるとその人の心の声が聞こえるようになっちゃったという魔法にかかった男の子が主人公です。
いちおうBL(ボーイズラブ)物ということになるんだけど、
ちょっと毎話泣いてます…。

BLの恋のゆくえだけじゃなくて、「他の子や親の手前隠してるけど、実は恋愛に興味がない」という女の子も出てきたり、意外と恋愛的マイノリティーそのものを描いていたり。
人の愛情に触れて、自分の思いもちゃんと伝えなくちゃと勇気を出して強くなっていく主人公だったり(もともとすっごくいいところあるのに、本人はそこに気づいてないの)。
多様性と自己肯定と。
…とか書いてるけど、笑っちゃう部分と泣いちゃう部分と「がんばれー」と応援したくなる感じと、バランスがよいなと思います。
あとこれまでの世の中に対する、わりとアンチの部分もあると思います。呑み会社会的なね。

なんかこういうの観ると「まじめに生きよう」って思ったりしますね…。
「まじめに生きる」って、できるだけ自分に誠実に、できることをきちんとしていこう、でしょうか。
その自分は誰とも同じでない自分で、自分のオリジナルを生きるしかない。
これはきっと本当はすべての人。

あっ、西洋占星術を学ぶことでできること。
もうひとつは時期を読めること、かな?
今の天体の配置と照らし合わせて、今自分がどんな影響下におかれていそうなのか。どんな意味がありそうなのか。としたら、そこから抜けるのはいつなのか。
意味がわかれば、なんのためにどこに向かっているかが。
プラス抜ける時期がわかっていれば、そこまでどうやって過ごせばよいのかの見通しを立てることもできる。

料理は苦手だけど、自分で作ったおみそ汁は意外となんとかなる。白菜とかぼちゃとたまご。