タロットで同じことを何度も占ってはいけない問題
「タロットで同じことを何度も占ってはいけないんですよね?」
よくお客さんに尋ねられます。
……。
わかる。わかるよ…。
占いたくなるんだよね。悩んでる時って。
キャンディーズの「ハートのエースが出てこない」とか、渡辺真知子の「迷い道」という古い歌謡曲にも出てくるのですよ。
悩みながら、自分にとってよい答えが出てくるまでひとりで占い続ける的な歌詞が。
(古くて本当にすみません…。よければ検索して聴いてみてください…)
今まで読んだことのある本でも説はいろいろ。
「せめて日を変えましょう」「シャワーなどを浴びて気持ちを切り替えてからがおすすめ」とか、書かれていた気がします…。
タロット、一番最初に出た答えが一番強いと言われています。
まあそもそもタロットって、偶然性をもとにした占いでして、
そうすると、二回、三回と占ったところで、
近いお話にはなったとしても、ぴったり同じ話にはならない。
そして、さらに微妙な結果になっていく…ような気がしませんか?
経験者の方いたら、その胸に手をあててみてくだされば…。
思うのは、
占いたくなる時って、基本悩んでいる時で、
多少は心が不安定だったりはするんですよね。多くの場合は。
そういう時って、一回でも、何回でも占ったとして、
残念なことにタロットって意外と当たるんですよ…(と思っています、怪しいですけど)。
そうすると素晴らしいカードってなかなか出ない。
状況がイエスじゃない時に、イエスは出ない。
そうなると、どんどん心が振り回されていってしまうんですよね。
それはなんだかよくないお薬に依存するみたいなことになってしまう。
そしたらやっぱり時間を置いて…がおすすめかな。
そうなんです。
タロットって今と、今の状況からの、あくまで流れを出すものなんですよね。
そうするとよさげな時はよさげなカードを、微妙な時は微妙なカードを、わりと正直に出してくる気がします。
だとして何ができるの?って、
その代わりにこういう問題がありそうだから、そこに意識を向けてみたら?そしたらイエスに変えていくこともできるよ。
そんなことは意外とちゃんと教えてくれる。
すまんのう…全能ですべてをいきなりイエスに変えてくれるツールじゃなくて…(と、思う時がある)。
ですけど、そういうところで愚直だけど、ある意味とても誠実なツールなんじゃないかなって思っています。
(今度、「自分で自分を占うんですか?」問題についても書いてみようかなと思ってます…)
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まずはお元気でお過ごしくださいね。