「消えた初恋」と思い込みの力

遅くなりましたが、3月の予定を更新しました!→
3月、まだまだ予定は空いています。通常のセッションに加えて個人レッスンもオーダーメイドの内容にて。

3/26(日)は吉祥寺キチムさんにて占います。→
こちらは短時間でお得な料金となっていますので、おためし的にもおすすめです。
キチムさんのおやつ、おいしくておすすめです。
クロックムッシュやサンドイッチも大好き。


えーっと、そしてわたしの近況などを(興味ない方、すみません…)。

一昨年ぐらいからジャニーズの世界を知り、
それを話した友人に勧められたドラマ「消えた初恋」。
主演はSnow Manの目黒蓮さんとなにわ男子の道枝駿佑さん。

それももう一昨年ぐらいの話なんですけど、つい最近、TVerで期間限定の配信が始まりましてちゃっかり観ています。
もう出ている人たちがかわいくて楽しいんですよ。
ジャンルはBLボーイズラブ。物語の設定は高校生。
今6話まできました。全10話。

告白されたとクラスメイトの目黒さんに勘違いさせてしまった道枝さん…からはじまりまして。
勘違いさせちゃった…はずが本当に目黒さんのことが好きになってしまった道枝さん。
そして告白された…勘違いからはじまって道枝さんのことが気になりはじめてしまった目黒さん。

…今観終わった第6話では、なんといちおう両思い。

その6話ぐらいかな?
「お付き合いはじめた」はずなのに、
それが素直に信じられなくて目黒さんは「別の女の子に落とされちゃうかも」と気が気でならずバレーボールの試合(目黒さんはバレー部)にこっそり見に行ったり…とかしております道枝さん。
でも当然見つかって、さらに変なかんちがいして話がこじれかけたり…。

そのへんてこな道枝さんの行動の原動力は「愛されたいのに、自分は目黒さんには愛されるわけはない」という思い込み。
ていうか、もう「愛されるわけない」思い込みが話をかきまわし、このドラマではかえってドジっ子的なかわいい魅力になってるんですよね。

思い込み…「信念・価値観」とか「ビリーフ」といいます。
コミュニケーションの世界では。
その人が持っている信念・価値観はその人を力づけるものにもなり、その人の行動を制限するものにもなる。
このドラマの道枝さんの場合は「制限」ですよね。自分内マイナス方向へつっぱしる。
ただしこの信念・価値観って、たとえ制限になるものであっても、
その人にとっては持っていることに意味がある。
それを「肯定的意図」といいます。

このドラマの「愛されるわけはない」という思い込みは、「愛されなかったとしても/あるいはいつか離れるとしても、最初からそう思っていたら傷つかずにすむ」という守り、保証なのかな?

この思い込みの力ってすごいんですよ。
誰がなんといおうと…というか、実際にある状況を曇らせたり(その人の中で)、そもそも相手の話をそのまんま受け入れられなくすることだってありますから。聞いても自分の中で歪曲しちゃう。
こういうの一生懸命観ちゃうのは、自分がこれまでこういうことやりつくしてきたからです。笑。

それでも、人は完全になんらかの思い込み―信念・価値観を手放して生きることはできない。


こういうことがそれなりにわかるようになったのは、コミュニケーションについて勉強したから。
わたしが学んだのはNLP、神経言語プログラミングと呼ばれるものです。

学んだのは自分の内面の問題を自分で処理できるようになりたかったり、
占いのお客さんと向き合っていて、お話を伺うためには占いを学ぶだけでは不足なのかも…みたいなことを考えたからだったと思う。
(ほんとに不足だったかはわからないし、そもそも占う人によってケースバイケース)

「コミュニケーションとは相手の意欲を引き出すもの」という前提がありまして、
確かに学び、実践していくうちに人が変化していくということをたくさん目の当たりにしてきました。

その時間がすばらしくて、学んだことのエッセンスをお伝えしていけるようなワークショップなどできたら…と実は思っているんですけど。
諸事情ありまして、今ひさしぶりにいろんな西洋占星術の本など読み返しています。
それはそれでいまさらながら発見があって…、

いやできれば春から夏。
その時はよろしくお願いいたします…。

それにしてもドラマの中の道枝さんの思い込みの強さ、巨大よ。
お友達の話とかも全然聞けなくなっているというね…。
ていうか世界は「態度はそっけない目黒さんと、それに悩みまくっている僕(道枝さん)」だけになっているから。
いやーしかし、恋のはじまりの時ってこんな感じなのかもしれぬ。
なんていうか、喜怒哀楽を増幅させるというのか…。

こちらはキチムさんのサンドイッチとドリンクのセット。ブラウニーがつきます…!