「自分に一番あってる天体配置」

これからしばらく、なんとなく講座ウィークとなっております…。

★3/16(土)「人生の大きな流れを読む はじめての西洋占星術1day」→

西洋占星術をじっくり学ぶ前の体験版としてもどうぞ。「自分を知る」ということでは、このワークショップだけでもかなりのことが理解できると思います。

★4/6(土)アストロダイスワークショップ→
西洋占星術で使う記号のサイコロを使って占います。

★はじめてのタロット・連続講座(全6回)→
ひさしぶりの対面でのタロット講座です。リアルな問題解決のサポートに使えると思っています。

★あっ、一応明日3/10(日)は「2024年を占う」タロットワークショップが!→
あとお一人、ご参加可能です!ご連絡お待ちしています。


なので宣伝も兼ねまして(だいたい宣伝)、
今日は西洋占星術にまつわるお話を書きますね。

ここ数年、断続的に西洋占星術の講座を開催していて、
知識だけでは(わたしの場合は)理解できないことが多いので、
実際に受講生の方の出生図を毎回のテーマにあわせて読んでいくということをしています。

出生図というのは、生まれた瞬間の天体の位置図のこと。
この位置図をもとに、その方のパーソナリティーの骨組み部分を読んでいくというか…。
(実際は、環境に影響を受けながらパーソナリティーは肉付けがされていっているのだと思います)

講座内でそれぞれの出生図を見ながらご説明していくと「ほんとその通りな気がする」というお話が出ることもあります。
そして時々出るのが「星に支配されて生きているみたい」という驚きの声。
なるほど…。

「支配」という言葉で考えたことはなかったけれど、
出生図があって、そこに従って生きているのか(多分「支配」はこちらだよね)
生きていくうちに出生図のパーソナリティーに向かっていくのか
どっちなんだろうって思うことはあります。
たとえばその方が本来の出生図を理解することで、自分のリソースに気づいて解放されるということはよくあるんです。

出生図をもとにみていくと、本当にそれぞれちがうんだなということがわかる。
それは、必ずしも社会の常識の中で生きていくのがはまるかどうか…、という概念と別で。
それゆえに、現実の中で生きていくために、自分を抑えたり周りと同じことをしなくちゃと思う方もたくさんいらっしゃるんだなという印象を受けています。

誰かとお話していた時に「最近楽しいことってどんなこと?」って話になったことがあるんです。
…考えて出てきたのが、最近だったら「近所のジムに行くこと」で。
最近時々行ってるジムが決められた筋トレとか有酸素運動をぐるぐるまわるというのでして…。
つらいんです。
つらくて「しんどー…」とか思いながら体動かしてるんですけど、終わる頃には汗をじんわりかいて肩や体が軽くなって、「あ、これいいかも…」という静かな感動があるんです。

で、話してみて、
あれ?こんなハードなことしないと「楽しい」じゃないの…?
ちょっとびっくりしました。
そういえばその前、よく言ってたのも「ひとり高尾山登山」。
しんどいこともくもくひとりでやって乗り越える、みたいな面では同じ…。

と考えて、もしかしてこれ自分の出生図そのまんま…?と気づきました。
自分を抑えたり、厳しくしたりが当たり前、みたいなところがあるんです。
(でもわたしの出生図のおかしなところは、仕事においては「遊びみたいなことしかできない」傾向があるということ。自分の中に矛盾があるんです)

これが星による支配というのかわからないけれど、
少し前に読み直した本にこういう一文がありました。
「天体に左右されているんじゃなくて、エドガー・ケイシー的な発想で言えば、自分に一番あってる天体配置のタイミングの時に生まれてきたというか。自分を一番うまく表現している場にやってきたんです」
(「人間関係占星術講座」松村潔・辛酸なめ子 著←松村潔さんの本、対談本とかだとめちゃめちゃわかりやすいです)

個人的には、世の中の常識にはめこんで考えるとそりゃあいろいろあるけれど、
自分は自分でしかない唯一の存在。
そういうことを表現しているのが出生図―生まれた瞬間の天体の位置図ということかなと思ったりしています。

わたし自身は、自分(および自分の出生図を見て)社会で生きていくのはなかなか厳しいよなあ…と思うけれど、その枠を外して考えるなら、自分は自分でしょうがないし、この自分でやってくしかないし、それはそれで嫌いじゃないかな、という感じです。
この自分でできることがんばっていこうと。その上で工夫したり…できることはあるよねっと。

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