よいわるいは言えないんですよね。
ここしばらく時々ご依頼をいただいて、タロットの個人レッスンをさせていただいています。→☆
ありがたいし、うれしいです。
レッスンの時に必ずお話するのが「カードによいわるいはない」ということ。
あるのはただ「本質」、ただ「象徴」であって…。
それがその人の今のその問題にとってよいものになりそうなのか、あまりよろしくないものになりそうなのか。裏表かな、と思うのです。
いろいろ難しいことがあったとしても、その意味がわかれば逆転させていくことに使っていくことだってできる。
占いがよいわるいを決めるのではなくて、できることは「理解」(のお手伝い)ということなのかもしれない。
ちょっと離れて、
西洋占星術では、ある瞬間の天体の位置を図にしたものをホロスコープ、さらには生まれた瞬間のものについては「ネイタルチャート」「出生図」などと言います。
そしてそれは、性質というか、その人のある意味おおまかな骨組み的なものとされています。
そこからたくさんのことを読み取ることをしますが、
読むためのひとつのパーツが「アスペクト」というもの。
一人の人の内側には10の天体があり、それらがそれぞれその人のいろんな部分を担当しているというのが西洋占星術の基本的な見方。
さらにその10の天体が、ある法則をもってつながりあうことで、より有機的に働く。
そんな感じのことをアスペクトと言うのですが、
わたしのホロスコープではメインのところではハードアスペクトしかありません。
ハードアスペクト…。やだなあ…ですよ…。笑。
困ったことにアスペクトにはソフトとハードというものがありまして、
さらには昔の教科書ではソフト=吉、ハード=凶とされています。
ある時期までわたしは自分のことをずっと不幸だと思っていたんですよね。
勉強しはじめたころ、それがそのまんま出ている出生図だと思って、なんだかがーん…という感じがありました。
ただそれから数年かけて、
多分わたしはそれをある程度ひっくりかえしました。
具体的にはいろいろあるけれど、
「同じものだけど、使い方を変えることで、
使いにくいものが意外な使い方で使えるようになった」です。
(抽象的な表現でごめん)
そこにはいろんな人の助けがありました。
ハードアスペクトはハードなままなのは変わらない。
わたしの人生はある部分から見るとらくちんではない。
そして他の人とおんなじことはできない。
ひとつ外の世界に出たら、極端にだめな人でしょう。
ハードを「凶」とするなら、こういうことかもしれない。
だけど逆に、世の中の基準(とされているとわたしが思っている)ものにあわせることを諦めたことから逆に精神的には楽になった。
安定とか安心はないけど、充実感はあります。自分をこの世の中で使えている感じ。
なんだか今回わたしのしあわせ自慢ぽくなってしまったような…。
あでも大丈夫!
わたしそんなに儲かってないから!
あでも儲かるようになりたいですー。
意外といろいろやりたいこととかほしいものもあるので…。
まあそんなこんなで。
「カードによいわるいはない」と言えるのは教わった先生方のおかげで、
そういう先生方に出会えたことは、わたしにとってはとてもラッキーなことだったんだろうと思う。
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最近、朝のテレビ小説「おかえりモネ」を観ています。
ドラマに出てくる東北の海や山が美しくて。
行けるようになったら旅行に行きたい…いや、行ってなにをしようか…。
あでも、島好きです。船とかね。