言葉にすることは、自分の持っているものを伸ばしていくこと。

ここのところ、占いをお仕事にされたい方からのご相談が増えているような気がします。
えっ、オラでいいのー…?
…という気はものすごくするのですが…。
本日は仕事、というより技能ということについての話なのですが…、

わたし自身は学びはじめたのは偶然みたいなところがあって(2010年です)、
自分のことを占うことにちょっと飽きて、当時講座でお世話になっていた占いハウスの先生方にお願いして占いイベントを開催させてもらったのがスタート。
それは学び始めた年の翌年です。
それから時々イベントに出させてもらったりして、普段の生活とは全然関係ない女の子たちが受けてくれた時に「もっとやりたいな」と思った。
手応えがあったんですよね。

そして学びはじめて3年、4年目?(2013年)からご縁があって、ありがたいことに近くの飲食店で週1で占わせていただくことになって。
そこから占いの日を増やしていきました。
定期的に占わせていただくことになった最初の頃、毎回ひとり反省会しながら帰っていた記憶があります。
「ああ伝えられたんじゃないか」とか「あんなふうにも読めたよね」とか。
その時間って苦くて、今でも悔やんだことが時々蘇ります。
(占いを仕事としてメインにしていったのは、2回連続で派遣切りにあったことがきっかけです)

お客さまを占わせていただくことになってから、多分めちゃめちゃ伸びましたね…。
頭の中だけで考えているのと、言葉にすること。さらにはお話を伺って、その方に伝わるように意識して話すこと。
その瞬間、緊張でだいたいぱつぱつなのですが、そのリアルな時間に自分の中の学びや経験、全部バーっとつながっていく感じがありました。

教室をやらせてもらうことになって、さらに伸びたと思う。
占い上のロジックを、伝わるように日常の言葉にしていく。
どうしたら伝わるのか、考えること。
伝えるために、さらに必要に応じて学んだこと。

読む力を伸ばしたいという方がいたら、
…まずは自分を占うこと。自分を占ってロジックを体感していく。
その上で誰かを占うことでしょうか。言葉を発すること。

言葉を発するって、伝えること。
まず自分の肉体を使うことであり、
頭の中で考えているだけとは意外と大きく違って、対誰かがいるということ。
誰かに伝えるということは、自ずと自分の持っているものをブラッシュアップしていくことに繋がります。

まあ、技能ということでいうと、わたしの場合は三段階か四段階あると思うんですけど(まだ途中)
きっとわりとひどい状態で現場に出させてもらったわけです。多分。

いまから考えると最初の頃のことを思い出して「ほんとひどい!!!」と、かつての自分にツッコみたくなりますね。そしてあの頃のお客さんほんとごめん。
今も多分、プロっぽいからからするときっと素人くさいと思う…。


9/17(土)、20(火)タロット読み練習会(オンライン)を開催します。
実際に声を出して、占って、自分自身のこれまで学んでこられたことをブラッシュアップしていきましょう。→

まだタロットに慣れきっていなくて不安…という方でも大丈夫です(というより、不安な方にこそおすすめ)。
タロットひさしぶりの方も大歓迎です。

…というより、練習会は楽しいです。
タロットを使って会話している感じ。
そして「あれあれっ?」ってそれぞれがタロットを使ってわかっていく感じが。


あっ、どうやってお客さまに来てもらうようになったかというのは、自分の力よりもいろんな人のおかげだと思っています。
このことについてはまたいつか。

オンラインのときはいろいろ使う。
参加者のみなさんはふつうにPCあるいはタブレットで大丈夫です…もちろんタロットと!