占いの有効期限って? 占い基礎の基礎知識 3

しばらく占いについてのちょっとした知識などをお送りしています。
3回目。

さて今回は、占いの有効期限について。

時々、お客さまに尋ねられることがあります。
「占い、次いつ受けたらよいですか?」と。

とりあえず、明日また同じご相談で受けられるのは正直もったいないと思います。
そうしたい時もあるから気持ちはわかります。が…。

これまでで、占いでできること、占いの種類についてご説明してみました。

命術(めいじゅつ)と言われるお誕生日をもとにした占い―西洋占星術や四柱推命はデータが変わらないということ。
ある意味一生モノなんです。
だからお話させていただいたことはそうそう変わることはない。

だけれど非常にたくさんのことが読めます。
恋愛、結婚、仕事や家庭のこと。そして時期から受ける影響も。

ご相談内容によって、読む部分、読む時期は変わりますので、
その知りたいことが変わった時はいつでも…と言えます。

そして卜術(ぼくじゅつ)と言われるタロットや易など。
わたしが使っているのはタロットです。
「今」にフォーカスした占いですので、固定されてはいないんです。
期間でいうならだいたい3ヶ月から長くて1年。
人は心も体も動くし、動かせる生き物ですから。

だけれど、翌日とかやっぱりもったいないかな。
せっかくならば、なにかひとつ行動されたり…の後がおすすめです。

ただ、期間が空いても、意外と近い結果になったりもすることもあるんですよ。
なかなか動けない…ということもあるでしょうし、動けないということは、それだけその方にとって重要なテーマとも言えると思うんですよね。
そうやってご自分にとってのひとつのバロメーターのようにお使いになられる方もいらっしゃるように見えます。

もうひとつ相術。手相や人相ですね。
出ているのは今の状態。
変わることってあるんです。

自分自身については、長い目で見て自分の考え方が変わっていったのってやっぱり手に出ています。昔なかった線が出ていたりするんですよね。
面白かったのは、かつて一緒に勉強会に参加していた方がその勉強会の期間(3ヶ月ぐらい)に出て消えた線があったこと。お話を伺っていると、状況や心境の変化というのが見事に出ていた…ようでした。
ただその期間がどんなことでどれぐらいの長さなのかというのはケースバイケースということになります。

まとめると、
具体的な問題について、同内容のご相談なら、
期間でいうなら3ヶ月から1年

違うことを尋ねられたい時はいつでも。

および、
同じご相談の、そのまま経過や変化についてということなら、
同じ結果になる可能性も…の上で、いつでも。

あんまり近いとこんがらがってしまうこともありますので、一応ほどほどがおすすめ…でしょうか。

よければ、最初のお話に納得がいかれたならば、それを信じてできること、やってみてくださいね。
納得いかなかったら一歩引いて検討して、受け入れられるところがあれば取り入れたらよいし、そうでなければそうでなくていいんだと思います。

多分、運のようなものって意外と時間をかけて変わっていくもので(それでも振り返ってみるときっと一瞬)、
信じて先に向かうことって意外とほんとに道を進めてくれますから。
これはもちろん占いに限らず。

せっかくならば、ご自分の人生を中心に、よりよくしていくために占いを活用していただけたら…というのが、占いをやっているほぼすべての人の願いなんじゃないかと思います。

参考になりましたら。