占いにも実はいろいろ 占い基礎の基礎知識 2

しばらく占いについてのちょっとした知識などをお送りしています。
さてその2回目。

前回は占いでできること、をお伝えしました。
今回は、占い自体に実は種類があるということを書いてみますね。

占いは、命術(めいじゅつ)・卜術(ぼくじゅつ)・相術(そうじゅつ)という三種類に分けられます。
その三種類によってちょっとずつできることが違います。

命術は西洋占星術や四柱推命など、お誕生日をもとにした占いですね。
生まれた時に星がどこにあったか…それがベースになります。
お誕生日は一生変わることはありません。
そうすると、変わることのないその人の本質的な部分を読んでいったり、
任意の時期の星の動きと照らし合わせて、その頃どんな影響がありそうか…。
計算上で星の動きはかなり先まで推測できますから、かなり先までゆるく大きく人生の波を読んでいくことも可能ということになります。

卜術は偶然性をベースにしたもの。
タロットや易など、今、「引いた瞬間に出たもの」から読みます。
「今」に強くフォーカスすることになりますので、
そこから出せるのは「今の状態と、今をベースにした近未来の可能性」です。
これは一生固定されているものではありませんので、行動や気持ちが変われば未来は変わります。
だから「よりよくなるために」をお伝えしていくのも占い師のすることともなると思います。

もう一つは相術。
これは手相や人相など、「見てわかるもの」。
基本はその人のその時の状態が出ていると思えばよいのかなと思います。
血気盛んな時って手が赤かったり、寒い時は青かったり。
それもその時の状態。
手と体の状態、手と脳はつながっているということが前提です。
(ただ、体のことは占いではお伝えできないところはあります。お医者様ではないので。「専門のことは専門の方に」がもちろんおすすめ。)

わたしも含めて占い師の方は、お客さまのご相談内容によって占術(占いの種類)を変えたり、複数使って複合的に読んでいったりされている方が主かと思います。
そうすると、より柔軟にいろんなご相談に対してお答えできるんですよね。

占いを受けられる際の参考になりましたら。