「ほんとうのわたしって?」西洋占星術から読めること 占い基礎の基礎知識 4

しばらく占いについてのちょっとした知識などをお送りしています。
よろしかったらお時間ある時におつきあいくださいませ。
4回目です。

さて今回は、わたしが占いで使っている西洋占星術について、少しご説明してみますね。

時々尋ねられるんです。
「ほんとうのわたしって?」というご質問。

「ほんとうのわたし」、
西洋占星術で読んでいくとするならば、
どれもすべて本当の自分には違いないけれど、
まずはわたしの場合は「月」という天体のことをお話することが多いです。

西洋占星術はおおまかな、その方の変わらない本質を読んでいくのに適しています。
西洋占星術は太陽系の天体の動きをベースとしていますが、それらの天体は常にぐるぐるとそれぞれのペースで12星座のまわりを動いています。
誰かが生まれた、その瞬間をピッと切り取ったなら、それぞれの天体の動きがそれぞれどこかの12星座のところでピン留めされる。
(その位置をあらわしたものを「ホロスコープ」と言います。)

その状態がその人の内側の部分にも影響している…という考え方。

全部トータルで読んでのその人だけれど、
一番根幹になっているのは「月」という天体なんですよね。
その人の一番ベーシックな部分を担うところ。

月って、約一ヶ月で12星座を一周するんです。
単純計算すると、3日足らずで次の星座へと移動します。

雑誌に出ている12星座占いで示される星座は太陽星座といいます。
同じ学年で同じ太陽星座でも、生まれた日が3日違うと違う月星座―ベーシックな部分の性格は違うんだよということになるんです。

対して太陽星座は実は西洋占星術では「こんなことをすると人生に満足感が得られやすいよ」を示します。
「向かっていくとよさそうな先」です。

それだけが「ほんとう」というわけではないけれどもちろん、
調べてみると、意外なわたしが発見できる可能性はあると思いますよ。

自分自身の月の星座が何なのかを知りたい時は「無料 ホロスコープ」で検索してみてくださいね。
ホロスコープ、自分で出して自分で読むことはできるんです。

意外だけど、なるほど…な一面を発見できるかもしれません。